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先日、11月の院内ミーティングを行いました。

管理栄養士の中島が口腔機能低下症の検査の集計についての症例発表を行いました。

西すずらん台歯科クリニックでは、2019年から口腔機能低下症の検査を行なっています。

3年経過した西すずらん台歯科クリニックのデータをまとめてみると口腔機能低下症と診断されても軽度なら体操などを継続的に行うことで改善がみられました。

また、自覚症状がなくても検査を受けると口腔機能低下症になっている方も多くみられました。

皆さんはオーラルフレイルという言葉と意味をご存知ですか。

オーラルフレイルとはお口のささいな衰えのことです。

お口の乾燥、滑舌の低下、固いものが噛みづらい、汁物でむせる、食べこぼし、飲み込みずらいなどの症状はオーラルフレイルのサインかもしれません。

オーラルフレイルの症状に多く該当すると口腔機能低下症という病気になってしまいます。

そのまま放置すると、全身の筋力や心身の活力の衰えが進み要介護状態となるリスクが高まります。

歯の本数が20本未満になるとオーラルフレイルになっていることが多いので、まずは定期検診をしっかり受けて歯の本数を減らさないようにすることが大切です🪥🦷

それからオーラルフレイルの症状が出てきたら検査を受けましょう。

当院で検査を行なっていますので気軽に「口腔機能の検査受けたいです」とお声がけください。

保険内でできる検査となっています。

また、自覚症状がなくても65歳を超えたらぜひ検査を受けてみてください。

検査と聞くと難しく思うかもしれませんが、検査の内容は簡単です。

口腔機能低下症の検査は7つの項目を行いそのうち3つ以上の項目が基準値以下で「口腔機能低下症」と診断します。

例えば、「パ」「タ」「カ」を5秒間連続して発音して舌と口唇の運動機能を調べます。

検査時間は全部で30分程度です。

早期に発見し、軽い症状のうちから体操などの対策を行うことで改善が可能です🍀