🍀5月の院内ミーティングを行いました🍀
5月の院内ミーティングでは、 歯科衛生士の森が歯科医院での5Sの大切さについて発表しました ✨
5Sとは、整理(Seiri)、整頓(Seiton)、清掃( Seiso)、清潔(Seiketsu)、躾( Shitsuke)の頭文字をとったもので、 歯科医院での5Sの実践は、 患者様に提供する歯科医療の質の向上や、 スタッフの働きやすさに直結します。
整理(Seiri):必要なものと不要なものの区別
歯科医院では、多くの器具や材料が使用されます。 整理の第一歩は、必要なものと不要なものを明確に区別し、 不要なものを処分することです。例えば、 使用期限が過ぎた薬品や、 壊れて使えなくなった器具はすぐに処分します。これにより、 使用頻度の高い器具や材料がすぐに取り出せるようになり、 診療のスムーズな進行が可能となります。
整頓(Seiton):物の定位置を決める
整理が完了したら、次は整頓です。 必要なものを使いやすい場所に配置し、 常に一定の場所に置くことが大切です。例えば、 頻繁に使用する器具は診療チェアの近くに配置し、 緊急時に必要な器具はすぐに取り出せるように特定の場所に保管し ます。また、 ラベルを貼ることで誰でも簡単に物の場所が分かるようにします。 これにより、探し物に時間を取られることがなくなり、 診療の効率が大幅に向上します。
清掃(Seiso):職場を常に清潔に保つ
歯科医院では、衛生管理が極めて重要です。清掃は、 単なる掃除ではなく、器具や設備の点検も含まれます。 使用した器具を徹底的に消毒・滅菌し、 診療チェアや周辺の清掃を行います。また、 定期的に大掃除を行い、 日常的に見逃されがちな場所も清潔に保つことが大切です。 清潔な環境は、患者様に対して安心感を与えるだけでなく、 感染症の予防にも繋がります。
清潔(Seiketsu):整理、整頓、清掃の維持
清潔とは、整理、整頓、清掃の3Sを常に維持することです。 ルールや基準を設定し、全スタッフがそれを遵守することで、 常に清潔な状態を保つことができます。例えば、 清掃のチェックリストを作成し、 毎日の業務終了時に確認を行うことで、 漏れなく清掃が行われるようにします。これにより、 クリニック全体の衛生水準を高く保つことが可能となります。
躾(Shitsuke):規則を守る習慣化
最後に、躾は規則や基準を守る習慣をつけることです。 5S活動を効果的に実施するためには、 スタッフ全員の協力が不可欠です。 定期的な教育やトレーニングを通じて、5Sの重要性を理解し、 自発的に実践する文化を育てます。 スタッフ一人ひとりが5Sの意識を持つことで、 継続的な改善が可能となり、 結果として提供する歯科医療の質も向上します。
このように、歯科医院における5Sの実践は、 効率的で安全な診療環境を作り出し、 歯科医療の向上に直結します。整理、整頓、清掃、清潔、 躾の5つのステップを日常業務に取り入れることで、 クリニック全体の運営がスムーズになり、 スタッフの働きやすさも向上します。 患者様に安心して通っていただけるように、 5Sの取り組みを継続的に行うことが大切であるということを、 スタッフ全員で再確認する事ができました✨